JRA 8月26日(土) 特選レース・特注馬

8月26日(土)のJRA各競馬場の特選レース・特注馬を挙げていきたいと思います。今週も、新潟・小倉・札幌の3場開催です。

札幌ではワールドオールスタージョッキーズ、小倉では小倉サマージャンプJ・G3が午前中の4レースに、新潟ではリステッドのBSN賞がメインレースで行われるなど先週の土曜日とは打って変わって、目を引くレースが多いですね。

本命は⑫サンライズスコールです。前走同コースで0.8秒差の2着と勝ち馬からは少し離されてしまいましたが、勝ち馬のサンライズグルーヴは次走2勝クラスの特別レースで2着に来ています。

サンライズスコールは、コースや馬場状態に関わらず自分の競馬ができるタイプですし、どんどん競馬がうまくなってきている印象ですので、ここは軸としては最適です。

モレイラ騎手の札幌ダート1700mの成績は【22-9-5-18】で勝率40.7%複勝率66.7%です。札幌はどのコースでも高確率の成績なのですが、勝利度数でみるとダントツの結果を収めています。人気になりがちなのに、複勝の回収率で97%ですから信頼度はかなり高いと思います。

新潟11R BSN賞ハンデ リステッド ダート1800m

このレース逃げ・先行馬の成績が圧倒的に良く、過去5年で【4-4-1-15】と連対率は圧倒的な成績です。このレースで確実に前に行きそうな⑪ヘラルドバローズを本命にします。

当馬は3歳時に同じコースの3歳G3レパードSに4番人気で出走しました。レースラップ前半4F47.9後半4F51.4というとんでもないハイラップで逃げて、9着に敗れています。ただ、その後その脚力を証明するように連勝でオープンクラスまで勝ち上がり、リステッド競争でも2着に入るほどの結果を残しています。

⑨サンマルレジェンドも確実に前に行きたい馬です。オッズによっては押さえておきたいです。

小倉9R ひまわり賞 2歳オープン(九州産馬限定) 芝1200m

ひまわり賞の傾向・データはこちら。

データからJRA勢では馬券圏内に残るのは、④⑧⑫⑯の4頭です。この中から、本命は④ユメカナウケンにします。初戦は⑧が勝った新馬戦で上り1位の脚を使い3着に入りました。連闘で臨んだ未勝利戦では逃げて再び上り1位の脚を使い、2着テイエムシマジンに0.8差をつけて勝ちました。テイエムシマジンは⑯アイタカが勝った新馬戦で0.2秒差の2着でしたから、能力的に通じる手掛かりになりそうです。

前走地方競馬組では、人気でもエイシンチョンパでしょう。JRAに転厩してきましたが、地方でもレベルの高い門別の2歳戦で勝っていますし、新馬戦も負けはしましたがレースレベルは高かったと思われます。能力的には頭まであるのではないでしょうか。父エーシントップの産駒はJRAの出走実績自体が少ないのですが、2勝クラスの函館芝1200mを勝つなど今後JRAでも良い結果を出しそうな種牡馬です。

小倉10R 西海賞 牝馬2勝クラス 芝2000m

本命は⑥ピピオラです。このレースは同じ3歳馬の⑨ミッキーゴージャスと人気を分け合う形になると思いますが、このコース得意のモーリスを父に持つ⑥ピピオラを上位にとりました。モーリス産駒は小倉芝2000mで勝率17.4%複勝率39.1%、単回収率も247%と好成績を残しています。

ピピオラは前走1勝クラスで同じ3歳牝馬のメインクーンの差し脚をしのいで勝利しましたが、このメインクーンは次走すぐに1勝クラスを勝ち上がっています。

良馬場であれば時計の比較からもミッキーゴージャスを退けることができるのではと思います。両馬ともに先行して早い上がりを出せる馬なので、人気でもこの2頭が頭の3連単で決着が着くのではないでしょうか。