JRA 9月2日(土) 特選レース・特注馬

9月2日(土)に開催されるJRAのレースから特選レース・特注馬を挙げていきたいと思います。今週も引き続き、新潟・小倉・札幌の3場開催で、2歳G3の札幌2歳ステークスも行われます。来年のクラシックに向けて、期待される有力馬も出走しますので大変楽しみです。

特に注釈の無いデータは2018年以降の累計です。

特注馬として⑧アラビアンアイトを挙げます。同馬はデビュー以来ずっと掲示板前後の成績を残してきましたが、昨夏に1800~2000mの中距離に固定されてから、さらに安定した末脚で自分の競馬分はしっかり走るようになりました。

今回、新潟では有利な外枠に入り、9頭立ての少頭数のレースになったので、昨年同レース2着以上の成績を残す可能性が高いのではないでしょうか。有力な3歳馬がいますが、十分に渡り合えそうです。

小倉10R 筑後川特別 2勝クラス 芝1800m

本命は人気でも①マイネルメモリーとします。未勝利脱出に6戦を要しましたが、4戦連続2着など大変安定した成績です。阪神外回りコースや中京など直線の長いコースを使われてきましたが、前走今回と同コースの小倉芝1800mで流れが向いたとはいえ、少し抜けた上がりタイムで差し切りました。コース適正がかなり高いのではないかと思います。

⑥が逃げ、先行勢も複数いますので極端なスローは考えにくく、10頭立ての今回はどのような展開になっても圏内には間に合いそうです。

札幌11R 札幌2歳ステークス G3 芝2000m

過去の傾向とデータはこちらです。

外枠に入った有力馬はかなり強力ですが、特注馬として②カイコウを挙げます。

前走のクローバー賞の1着馬コスモディナーはコスモス賞2着から連闘で臨み、4番人気で勝利しています。そのクローバー賞は前走新馬戦1着組が1~3番人気を占めましたが、地方馬のカイコウがそこに割って入った形で2着になりました。上りも勝ち馬に続く2位なので、十分評価できると思います。

レース間隔が短く厩舎コメントも調整の難しさを語っていますが、しっかりと追い切りをこなしています。上位人気馬はJRAのクラシックに向かう強豪だと思いますが、2歳夏の時点におけるキャリアの多さをいかせれば、馬券圏内に入ってきてもおかしくない存在です。

ちなみにスクリーンヒーロー産駒の札幌芝1800mの成績は【0-6-6-9】と複勝率57.1%です。

札幌12R 平場1勝クラス ダート1700m

⑧メリタテスが本命です。同馬は芝の短距離戦を3回使われた後、今回と同じ札幌ダート1700mの未勝利戦で2着馬に1.4秒差をつけて快勝しました。2着馬は次走で未勝利戦を勝っていますので、レースレベルも問題ないですし、前走同様50kgで出走できる点も大きな強みです。

芝1200mでも常に前に行けていたように、昇級戦でも追走に苦しむことは無いと思われます。アメリカンファラオ産駒はダートの中距離に好成績が集中していますし、札幌ダート1700mは複勝率41.7%で、単複ともに回収率100%以上です。