9月10日(日)中山競馬場芝1600mで行われる京成杯オータムキャップの傾向とデータを分析していきたいと思います。このレースはサマーマイルシリーズの最終戦として行われます。
このページのデータは特別な注釈がない限り2018年以降の数字となります。
では、まずは過去5年の1~3着馬の前走成績です。
関屋記念・中京記念好走組は毎年のように絡んでいますね。2桁人気の馬もここ4年連続で来ていますので、このあたりの傾向をつかめればと思います。
〇 年齢別成績
5歳の成績が突出して良いですね。5歳馬のうち前走G3で5着以内に好走した馬に絞ると【3-2-1-7】となり、ここ辺りが比較的人気になっても信頼できる層のようです。
〇 斤量別成績
・牡馬/せん馬
・牝馬
牝馬は重ハンデの方が回収率が高く、牡馬は53.5~55kgの軽ハンデから2頭の2桁人気馬が圏内に来ています。
〇 枠順別成績
中山芝1600は内目有利な傾向がありますが、京成杯オータムHに限っては外枠有利の傾向となっています。ただし、6番人気以下の成績は1枠が【1-0-2-1】と大変良く、他に5.7.8枠からそれぞれ1頭づつ馬券圏内に来ています。
〇 脚質別成績
今回の脚質と前走脚質の間にあまり関連性は無いようです。前走の脚質傾向だと先行の成績が良く【2-1-3-7】複勝率46.2%、前走3着以内に絞ると【2-1-2-0】と好成績です。
〇 前走クラス別成績
前走3勝クラス組は、参戦した5頭すべてが前走勝利しています。
リステッド組からは前走成績は当てにならず、今回先行できた馬が人気薄でも好走しています。
G3組のうち関屋記念組は【1-2-0-17】で着差0.2以内だと【1-2-0-2】、中京記念組は【2-0-2-8】で着差0.2以内だと【2-0-1-2】0.5以内だと【2-0-2-5】です。
G1組は前走着順もあまり関係がなく、その年に重賞を勝っている実力馬も多いので常に注意が必要で、他の要素からピックアップする必要があります。