JRA 9月10日 (日) 特選レース・特注馬

9月10日(日)にJRAで行われるレースから特注馬を挙げていきます。今週は中山・阪神の2場開催となります。

中山8R 古馬1勝クラス ダート1800m

秋開催の中山ダート1800m過去5年のデータでは、逃げ・先行の複勝率47.8%に対して、マクリを含む後方勢の複勝率は9.9%と極端に前有利の傾向です。

②③⑥なども確実に先行しそうですが、ここは⑧アッティラを本命にします。アッティラはダート転向後は非常に安定した成績で、どのコース形態でも常に上りは5位前後の脚を確実に使えるタイプです。2ターンのコースでは、コーナーから押し上げていく競馬をしていますので、今回のメンバーならば中団より前につけられそうです。

脚質など傾向的には②コースタルテラスなども中心になりそうですが、去勢手術明けということで軸は見送りました。以下、前走地方所属馬などあいまいな記録を除いているので若干誤差があります。ここ2年のデータで、去勢明け初戦は【14-20-26-480】複勝率11.1%です。去勢明けは馬体重がかなり減る傾向ですが、複勝率で見ると減:10.6% 同:18.9% 増:10.4%となっています。

中山11R 京成杯オータムHG3 芝1600m

過去の傾向とデータはこちら。

過去の傾向から⑨ラインベックを本命にします。前走関屋記念で先行して0.1差の3着と好走しています。脚質傾向の前走先行+3着以内【2-1-2-0】、前走レース別傾向の関屋記念0.2差以内【1-2-0-2】というデータに合致しています。今年3月に同コースのリステッド競争東風ステークスを勝っている点も軸馬として心強いです。

その他傾向からは、②④⑥⑧⑩あたりが相手になってきます。特に②ソウルラッシュは戦ってきた相手が数段上のクラスなので、人気でも中心視したいところですが、59kgのトップハンデが気になります。過去5年57.5~59kg【0-0-0-2】

阪神11R セントウルステークスG2 芝1200m

過去の傾向とデータはこちら。

3歳馬①ロンドンプランが本命です。過去5年で3歳馬は【0-3-1-4】で、阪神開催だった18・19年の2着馬はともに前走北九州記念組の3歳馬です。前走北九州記念組の成績は【0-3-1-20】で圏内に来たのは0.9差以内です。ロンドンプランはレース中の骨折で大敗した京王杯2歳Sを除くと、プラス16kgで臨んだ休み明けの前走でも上り2位を記録するほど末の切れる馬です。馬体重は成長分も含んでいると思いますが、休み明けで1.07.9を記録するなど骨折の影響は無いようです。

相手は、前走G1組の④⑧と重賞好走組の⑭あたりが中心となりそうです。①が内枠からどんな競馬を見せるのか楽しみです。

阪神9R 能勢特別古馬2勝クラス 芝2000m

本命は⑤ロマンシングブルーです。前走で初めて大敗する形になりましたが、今回と同コースの3歳リステッド競争忘れな草賞でも4着に入るなど、コース不問で掲示板を外してきませんでした。

前走御室特別は11着でしたが0.7差と大きく離されたわけではなく、後方の切れる馬が上位に入り、先行勢は同じような脚色になってしまいました。2走続けて体重を増やしていた点や、馬場傾向が合わなかったなどの要因が重なってしまった印象です。阪神コースは【1-3-0-1】で圏外も上記忘れな草賞の4着ですので、ここは巻き返してくるのではないかと思います。

人気ですが、末の切れる①⑦が相手中心になります。