9月9日(土)に行われるJRAのレースから、特選レース・特注馬を挙げていきます。
今週から、中山・阪神の2場開催になります。秋のG1戦線に向けた前哨戦も毎週行われますし、2歳上位クラスのレースも増えてきますので楽しみです。
中山9R アスター賞 2歳1勝クラス 芝1600m
過去の傾向から、⑤エコロマーズを中心に考えます。前走福島芝1800mの新馬戦で先行+上り3F2位で勝利しています。このパターンは過去5年で【4-1-1-3】なのでかなり信頼できると思います。初戦はやや引っ張り加減の追走でしたので、1800→1600の距離短縮は良いですし、稍重の掘れる馬場でも最後まで伸びていたので、明日の道悪が残る馬場状態も全く問題ありません。
②③が相手になると思いますが、馬場状態によっては⑥⑧までは押さえておきたいです。
中山11R 紫苑ステークス G2 芝2000m
本命は⑮エミューです。春のG1は2桁着順に終わりましたが、桜花賞は後方から進み圧倒的に先行有利な流れの中で2着とは0.6秒差、上り4位タイで実力があるところを見せています。オークスは本調子では無かった感じですし、2400mも少し長すぎた印象です。3勝全てを中山で挙げていますし、ここでは唯一の重賞馬でそれも中山1800mのフラワーカップ勝ちです。不良馬場のフラワーカップを含めて時計のかかる馬場に強く、今週の馬場状態も味方すると思われます。データ的にもオークス10着以下【2-1-2-7】、8枠【2-2-2-6】と良い傾向です。
各データから相手上位は、フラワーカップ2着の③ヒップホップソウルとクラシック前にしっかりした成績を残している⑭⑰(+②⑤)、および前走1勝クラス2000m勝ちの⑫⑯です。
阪神9R 出石特別 古馬2勝クラス ダート1800m
本命は④テーオーサンドニです。前走阪神2000mの2勝クラスの特別レースで逃げて大敗しましたが、レースラップが前半60.0ー後半65.0のハイペースで先行馬は軒並み大敗していますので、度外視してよい結果だと思われます。阪神ダート1800mは【1-3-1-0】、8頭以下のレース【1-0-1-0】と軸としてはかなり信頼できます。
正直、1番人気の②フルングニルは強いと思いますが、リステッド・重賞を戦ってきた①や他の古馬勢も持ちタイムなどから相応の実力があるように見えます。馬券的には本命④から手広くいきます。
阪神11R エニフステークス リステッド ダート1400m
⑦カゼノダンサーを中心にします。過去5年のデータから、中7~18週のリステッド以外のオープン競争で3.0秒以上離されて6着以下だった馬は【2-0-0-1】で単勝回収率は3380%です。今回該当するのは、⑦カゼノダンサーのみとなります。
カゼノダンサーはここ2走オープンクラスで凡走していますが、3走前の3勝クラス姫路ステークスではのちにオープン・G3を連勝するドンフランキーを下しています。休み明けを苦にするタイプではないので、ここで巻き返してくるのではないでしょうか。
思っていた以上に人気になっており、気ムラなタイプなので軸というよりは、来るなら頭からだけ買うという感じでしょうか。