10月7日(土)に東京競馬場芝1600mで行われるサウジアラビアロイヤルカップG3の過去の傾向とデータを分析していきます。前走レースの成績・脚質傾向・血統・枠順などから共通の傾向を探り、予想に役立つデータをピックアップしていきます。
このページの数字・表などは特別な注釈がない限り、2018年以降のデータを元にしています。
〇 過去5年1-3着馬・前走成績
3週後に同じコースの牝馬限定重賞アルテミスステークスがありますので、ここに出てくる牝馬【1-3-2-4】(複勝率60%)はそれなりの自信があるのかもしれません。
3番人気以内で【5-3-3-4】上位をほぼ独占しています。4番人気以下から馬券圏内に来た4頭はレース間隔5-8週(中4-7週)の新馬戦・新潟2歳Sからのステップです。逆に3番人気以内の場合は、レース間隔9週以上(中8週以上)で【4-2-2-1】となり対照的な傾向です。
前走距離別は1600m【4-4-3-13】と圧倒的な成績で、今回距離延長【1-1-1-8】短縮【0-0-1-7】です。距離延長組の圏内馬はレース間隔5-9週(中4-8週)となっており、このレースでは比較的短めの間隔です。
〇 前走レース別成績
新馬【5-4-1-8】
全て前走勝ち馬ですが、着差0.3秒以上だと【4-3-0-2】。
レース間隔9週以上(中8週以上)だと【4-2-0-4】。
前走距離は1600m【4-3-1-4】が多く、かつ前走2番人気以内【4-3-0-2】。
G3になった2016年以降、前走新馬戦に限らず1200mだった馬は【0-0-0-5】。
未勝利【0-0-2-4】
全て前走勝ち馬で、前走1番人気だと【0-0-2-1】で、圏内の2頭はこのレースで3番人気でした。未勝利組はほぼ人気通りの着順に収まっています。
圏内の2頭はいづれも今回がキャリア3戦目で、レース間隔9-10週(中8-9週)での出走です。
G3【0-1-2-3】
新潟記念【0-1-2-0】札幌記念【0-0-0-3】と極端な成績です。
新潟記念組は前走着順⑥⑤⑥→今回着順②③③という成績でした。
1勝クラス【0-0-0-5】
全てアスター賞5着以内からの出走で、このレース4-7着に収まっています。
オープンクラス【0-0-0-8】
前走レースはバラバラで前走好走馬も多いですが、最高は1.0秒差の4着までです。
〇 キャリア数別成績
ここ5年のキャリア傾向ははっきりしていて、馬券圏内に来ているのは1戦は新馬・2戦は未勝利・3戦は新潟2歳Sとなっています。
改めて新馬線組重視の傾向で間違いなく、人気もあるはずですが回収率の高さも注目ですね。